印刷会社への入稿でトラブルになるケース(塗り足し編)
前回のブログ「意外と知らない?!印刷会社へのデータ入稿のポイント」の続き
「白い余白が出る」塗り足し問題です。
家庭用プリンターでは、A4サイズやB5、はがきなど、仕上がりのサイズに合わせて印刷を行いますが、フチいっぱいに印刷する場合、少しサイズを大きくして印刷し、紙からインクがはみ出して印刷するようになります。このため、印刷されたサイズが若干異なります。
印刷会社の通常の印刷では、サイズ通り仕上げるために仕上がりサイズよりも大きい紙に、四方3mmほどはみ出した部分(塗り足し)を作り、後で断裁してピッタリのサイズで仕上げます。
そのためデータ制作時に、はみ出した部分をあらかじめ作っておかないとちゃんとした仕上がりにならないのです。
印刷会社では、大きなサイズの紙にいくつも並べて印刷をして、断裁を行います。このとき一度に多くの紙を重ねて断裁を行うため、多少のズレが発生します。
まとめ
フチいっぱいに印刷するデザインの場合には、塗り足しを作りましょう。