データ入稿でよくある文字化け
印刷会社へのデータ入稿でよくありがちなのが「文字化け」の問題です。
古くは、メールでの文字化け。
Windowsの「①」がMacで「㈰」に化ける定番の文字化け*、などがありました。
たとえば、宛名などの顧客リストなどのデータを、「CSVデータ」で入稿されるケースがあります。
Microsoft Excelのバージョンによっては、
保存の際に文字コードがShift-JISに変換されて文字化けする可能性があります。
具体的には、「髙」などの旧字体漢字が「_(アンダーバー)」になってしまう現象。
また、開く際にも、古いExcelで開いてしまうと、該当文字が文字化けします。
こういう場合は、最新のExcel形式で保存します。
このように、「文字化け」は、
大体の原因は、OSやソフトの文字コードが合っていなかったり対応していなかったり、
それを表示するフォントに字体がなかったりするせいなのですが、
古いOSやソフトを使って作成されたデータや、開く環境によって起こります。
たとえ文字コードが Unicodeテキストであっても、異字体などは、
バージョンによって字体が変わる文字がある*ので
古いOSやソフトを使って作成されたデータを入稿される場合には、
確認できる出力見本を一緒にご入稿ください。
*機種依存文字の問題
*CJK統合漢字の問題