Affinityを使ってみた
Affinityは、Serif社のAffinity Designer 2、Affinity Photo 2、Affinity Publisher 2という、最近話題のデザイン・DTP用のツールです。某Adobe社のDTPツールの対抗馬です。
実際に使ってみてどのくらい仕事に使えそうなのかテストしてみました。
結論として、悪くはないのですが仕事で使う場合、問題が多々あるといったところでしょうか。
導入コストは買い切りで、リーズナブルなお値段が好感持てます。UIもAffinityシリーズを通して統一されており、直感的。家で自分だけの資料作成をする場合には十分な機能性があります。
これが仕事で使うとなると、事情が変わります。
まず問題なのが、当社のリップで若干再現性が異なる場合があること。縦書きに対応していないこと。ショートカットがAdobeと異なる部分があること。Adobeのフォーマットで保存できないこと。など。
残念ながら、チームやグループ、お客様との連携の中でデータ共有している場合だと、事実上、使えても使えない状況になりそうです。
しかしながら、対抗馬が出てきて選択肢の幅が増えることはいいことだと思います。
今後、良いツールがもっと増えることに期待しています。