「ネタのタネ」営業企画ご担当者様へお役立ちメルマガ (配信日:2024年12月25日)
目次
2024年12月配信のメールマガジン
宇宙ベンチャー「スペースワン」が挑戦したロケット「カイロス」2号機。残念ながら今回も失敗し、民間初の人工衛星投入の夢は叶いませんでした。しかし、このロケットには、高校生と新興企業が協力して製造したサンタクロースのフィギュアを乗せた衛星や、世界遺産・醍醐寺の仏像を搭載した衛星が含まれるなど、民間ならではのユニークな発想が詰まっていました。挑戦の道は険しいですが、次の成功を信じて、引き続き応援していきましょう。
それでは今月のメールマガジンご覧ください。みなさまの日々の業務やビジネスに役立つヒントになれば幸いです。
【AOBAニュース】
「中小企業新ものづくり・新サービス展」へ出展しました
2024年12月4日から6日まで、東京ビッグサイトで開催された「中小企業 新ものづくり・新サービス展」に出展しました。弊社ブースでは、エコ素材の「環境紙」や「バイオプラスチック」を使ったパッケージ、さらに脱プラスチック(紙化)製品をご紹介し、多くの方にご興味を持っていただきました。環境対策へのニーズは依然として高く、幅広い業種の皆様と有意義な意見交換を行うことができ、新しいアイデアやサービスのヒントも得られる貴重な機会となりました。エコ素材を活用した製品のご提案や、コスト削減を見据えた仕様設計のアドバイスなど、幅広いご提案を行っています。もし環境対応やコストダウンに関するご相談がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。貴社のニーズに合わせた最適な解決策をご提案いたします。
【今月の実績紹介】
「会社案内」
新規開拓や採用活動に欠かせない「会社案内」。今回ご紹介する3社様の事例では、グラフィックデザインや写真、キャッチコピーに工夫を凝らし、それぞれの企業の魅力を最大限に引き出しました。「自社の強みや魅力をうまく表現できない…」そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。丁寧なヒアリングを通じて、貴社らしさを的確に表現するお手伝いをいたします。
【トレンド探求】
ECはAIでどう変わる? 〜AI時代の文章作りの重要性〜
「誰のために文章を書くのか?」——この問いの答えに、「AIのため」が加わる時代が訪れています。Yahoo!ショッピングでは、AIを活用した新サービスを「ファッション」カテゴリーの一部商品で導入。その仕組みは、AIが膨大な商品レビューを読み込み、低評価の原因を克服した商品をユーザーに提案するというものです。これにより、ユーザーは現在検討している商品と比較し、より満足度の高い商品を見つけられるようになりました。この新サービスが示しているのは、単にレビューを読むだけでなく、「AIによる情報の理解と活用」が、消費者の購買行動を変える可能性があるということです。そして、ここで重要になるのが「AIに適切に理解される文章の書き方」です。これまでのECサイトの商品説明は、人間が理解してもらうために作られていました。しかし、AIがその情報をどう読み取るかを考慮しなければ、AIによる推薦に含まれず、商品の露出機会を失う可能性があります。では、「AIフレンドリー」な文章とはどのようなものでしょうか?
チャットGPTへ聞いたところ「明確で簡潔な表現」「キーワードの適切な配置」「体系的な情報構成」「ユーザー視点を反映」の4つを挙げてくれました。漠然としていますが、ひとつの指針のようです。AIによる検索結果の要約機能が普及する中、自社の商品やサービスがその中で目立つ存在になるかどうかも、文章の作り方にかかっています。ECは今後もAIによって進化し続けるでしょう。その波に乗り遅れないために、まずは文章の書き方を見直すことから始めてみませんか?
●ECサイトのAI新機能に関する記事はこちらから(外部サイト)
【企画力アップの一助に!】
地頭も鍛えられる「フェルミ推定」を企画立案へ生かしてみませんか?
企画の成功には、数字での説明力が欠かせません。説得力のある企画には、データやロジックを活用した具体的な裏付けが必要だからです。しかし、手元に正確なデータがない場合や、調査が難しいケースも多いですよね。そんなときに役立つのが「フェルミ推定」という考え方です。フェルミ推定とは、手に入りにくい数値を常識や知識を基に論理的に概算する手法です。例えば「東京にあるタクシーの数」や「日本にいる犬の数」を推測するといった問題を解くトレーニングがこれにあたります。ビジネスの場面では、新規事業のマーケットサイズを見積もるときや、潜在顧客数を想定するときに大いに役立ちます。有名な例として、ノーベル物理学賞を受賞したフェルミ自身が出題した「シカゴには何人のピアノ調律師がいるか?」という問題があります。この場合、シカゴの人口を約300万人と仮定し、世帯数やピアノ所有率、調律頻度などを段階的に見積もることで、論理的に調律師の人数を推定します。例えばこう考えます。
・シカゴの人口は約300万人 → 1世帯平均3人とすると100万世帯
・ピアノ所有率は10世帯に1台 → ピアノの台数は10万台
・1人の調律師が1年で調律可能な台数は750台 → 必要な調律師は約130人
このように、論理的思考を駆使して未知の数値に近づくのがフェルミ推定の魅力です。
フェルミ推定を学ぶことで、数字を使った企画の構築力が向上するだけでなく、仮説を立てる力や論理的思考力も鍛えられます。いわば「地頭トレーニング」としての効果も期待できるのです。未知の数字に挑み、論理と知識で企画の精度を高める——そんなフェルミ推定を、日々の業務やトレーニングに取り入れてみてはいかがでしょうか?フェルミ推定について解説した書籍も多数出版されていますので、興味のある方はぜひ手に取って学んでみてください。
【今月のおすすめ本】
理系の企画力!
2009年発行と少し古い本ですが、その内容は今なお多くの技術者や企画担当者にとって学びになるものばかりです。最先端の技術を持ちながら、それをどのように商品として展開し、世に広めるのか。その鍵を握るのが企画力です。本書では数多くの実例を通して、技術と市場をつなぐために必要な視点を解説。例えば、日立の洗濯機開発部長が通常業務を離れ、1年間新商品開発に没頭した話では、日常の洗濯を体験しながら業務用機械の展示会で得たアイデアをヒントに、画期的なヒット商品を生み出したプロセスが描かれています。また、村田製作所の認知度アップを目的としたロボット「ムラタセイサク君」の開発や、TOTOが規制強化を逆手にとりアメリカ市場を開拓した戦略も紹介されています。さらに、安川電機が自社で自動車工場の製造ラインを再現し、製品開発を徹底的に突き詰めた事例からは、現場の重要性を深く描かれています。また、本書が優れているのは、単なる成功事例集に留まらず、それぞれのエピソードから「なぜ成功したのか」を掘り下げている点です。たとえば、サントリーが洋酒を日本に広めるために雑誌を創刊し、新しいスタイルの店舗を展開した戦略は、単に販売だけでなく文化を根付かせる重要性を示しています。これらの数多くの成功事例は、業種を問わず、企画や開発に携わる人なら誰でも何かしらのヒントを得られるでしょう。「企画に行き詰まりを感じている」「現場との距離を感じている」「仕事のヒントを見つけたい」——そんな方にこそ、この本はおすすめです。
【「日々是好日」AOBA社員のオフタイム通信】
スノーボード
企画営業部の佐場です。今年ももう終わりますね。今年は寒くなるのが遅くて年々冬が短くなっていくのを感じます。私の趣味の一つにスノーボードがあるのですが、年々シーズンが短くなってきています。私が大学生の頃は11月でもスノーボードが楽しめていたのですが、今年は広島県近隣のスキー場はまだオープンしていませんね・・。年に1〜2回しか行かないエンジョイ勢なので、毎年冬が来るたびに実力がリセットされて全然うまくなりません。毎年どこか打撲して帰ります。それでも毎年行ってしまう魅力がスノーボードにはあると思います!予定では12月下旬には広島県近隣でオープン予定のスキー場がいくつかあるので、年末年始の休みの間に1回は行こうと思っています!安全第一でケガをしないように楽しみます!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後もお客様に少しでも喜んでいただける情報を配信してまいりますので、
よろしくお願いいたしいたします。